2018-06-16

【書評】10万円から始める!貯金額別・初めての人のための資産運用ガイドは、実際に一歩投資を始めたい人に明確な方法を提示してくれる良書!

投資をするメリットや概論はわかった!次の一歩を踏み出したいという人におすすめの1冊

こんにちは、じゅんです。

先日は、そもそもお金についてあまり考えたことのない人におすすめの1冊を紹介しましたが、今日は「よし、投資をしてみよう!」と思った人に対して最初に読むと行動に移せる本を紹介します。

本書は、著名なファイナンシャルプランナーが書いた、手持ちの資産額に応じた資産用の第一歩を踏み出すための入門書です。

投資が必要なのはわかった。そしてなんとなくインデックスファンドがいいのもわかった。じゃあもうちょっと具体的に金融資産をしってリスク含めて把握した上で、少額からでも購入したいという人にはピッタリ合う一冊なのではないでしょうか。

特に重要なのは、金融資産の種類を解説した上で、そのポートフォリオがもっともリターンに影響を与えるということを再三伝えていることじゃないでしょうか。債券と株式、国内と国外をマトリクスでみて、それらをバランスよくインデックスファンドで積み立てて行くべきという主張はシンプルでわかりやすいです。

また、実際に具体的な金融商品の名前も紹介しており、買ってみようとなって証券会社の商品リストを見てみたら数が多すぎてやる気が無くなってしまう人にとってみれば、めちゃめちゃわかりやすいのではないでしょうか。

資産別のアクションプランの有用性

本書において特に白眉なのは、最終章の金額別運用ガイドではないでしょうか。

資産額 - 生活資金 x 3ヶ月 - 明確な支出予定のお金 = 運用対象資産

と定義した上で、その資産を、10万円、100万円、500万円、1000万円というカテゴリにして具体的なアクションプランを示しています。

ぶっちゃけてしまうと、500万円くらいまでは、上記のポートフォリオの組み方のバランス組み替えつつインデックスファンド買おうねという感じで、1000万円からインデックスファンド以外の商品に投資を検討しましょうという内容です。

なので、実際には100万円以下くらいの人が最初の一歩を踏み出すときに参考にするのがよいかと感じました。

初心者向けにはいいけど中級以上の内容には疑問も…

ということで、初心者向けの内容に関しては非常によくまとまっているのですが、中級者向けの内容はわりと手触り感がないというか、ざっくりこういう商品があるよという紹介に留まっており、具体的に行動するにはちょっとという感じでした。

特に、不動産投資やワイン投資の部分は本当だろうかという気持ちになってしまいました。

実際に著者が関わっていたとされる、ワイン投資のファンドは2017年末に、行政処分になっていたりして結構雲行きが怪しい感じになってしまっています。

とはいえ、この本は初心者向けに書かれており、具体的なアクションプラン自体は納得感がありました。
「お金持ちになったらこういうのもあるよ〜」という部分を読み飛ばせば有用な書籍なんじゃないかと思います。

Kindleでも600円程度で、1〜2時間程度で読めるので、週末にさらっと読むのにちょうどいいのではないでしょうか。

私が参考になった箇所

再三書いてますが、具体的な金融商品の名前や、具体的な金額が表示されている状態での、アセットアロケーション例が載っている箇所が一番有用でした。

あとこれ系の本の常ですが、最初の1章はだいたいこのままだとしんどいですよ投資しましょうとい内容になってるんですよね。「リスクを取らないのが最大のリスク」とかのワードとか、「リスクとリターンは常に相関関係にある」という文脈で出てくるサギとカモの話なんかは非常にわかりやすかったです。

まとめ

とうことで、ざっくり中身の紹介しつつ、おすすめの人へのプレゼンをしてみました。

著者に関連したワインファンド問題とかを見てみたりすると、外から投資を行うのと、実際にビジネスを作っていくということの違いを感じますね。
外から金融商品のポートフォリオを冷静に組めていた著者も実際にビジネスモデルとして人に売っていくとなるとなかなか難しいことがあったのかもしれませんね。

コツコツユーザーに価値を提供するのが王道と再認識した記事執筆でした。

以上、【書評】10万円から始める!貯金額別・初めての人のための資産運用ガイドは、実際に一歩投資を始めたい人に明確な方法を提示してくれる良書!でした。