2018-06-02

CreepyNutsのオールナイトニッポンは、深夜ラジオの魅力を存分に抑えつつ、HIPHOPと松永というフレッシュさがある番組である

CreepyNutsのオールナイトニッポン(ANN)が面白い

こんにちは、じゅんです。

今日はエンタメのお話をしたいと思います。私が結構なラジオリスナーだということは別の記事でも書きました。

4月からいくつか番組が始まっているのでちょこちょこ聞いていたのですが、このCreepyNutsのオールナイトニッポンと上述の記事のアトロクが自分のラジオポートフォリオに入ってきそうです。

どんな人が聞くべきなのかというと以下のポイントに2つ以上当てはまる人はおすすめです。

  • 深夜ラジオが好きだ
  • 男子校の部室的なノリが好きだ
  • ヒップホップが好きだ
  • 日本語ラップが好きだ
  • 童貞である

CreepyNutsを知らない人がいるかもしれないので、簡単にwikipediaから紹介しますと以下です。

Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)は、R-指定とDJ松永の二人による、日本の1MC・1DJのHIP HOPユニット。

出典: ja.wikipedia.org

R-指定はラップの全国選手権で3連覇した日本最強のラッパーで、DJ松永もDJの日本大会で2位にはいる実力者。両者とも音楽、ラップのスキルはピカイチです。

これだけ聞くと、FMでやれよって感じですが、二人はゴリゴリのAM系男子です。
Wikpediaの松永の項目をみれば大体わかります。

DJ 松永 (ディージェイ・まつなが、1990年8月23日 - ) : DJ
新潟県長岡市出身。作曲、ライブでのDJを担当。サンプラーなどのパッドでの演奏も行う。童貞(2018年5月現在)。
HilcrhymeのTOCのライブDJを務めている[2]。

出典: ja.wikipedia.org

唐突に出てくる童貞。しかも〇〇現在の箇所、だれかがほぼ毎月更新してます。

もともとふたりともクラスのイケてない方のグループに所属していたタイプで、HIPHOPのイベントの際にイケてない同士で仲良くなったのがきっかけだったようです。

そしてなんと言ってもふたりとも重度の深夜ラジオのリスナーで、R-指定は「山里亮太の不毛な議論」、DJ松永は「オードリーのオールナイトニッポン」をずっと聞いてきたそう。

そんな二人がやっているラジオなので、基本的には深夜ラジオリスナーがラジオをやってみたというテンションになります。

つまりは、男子高校生が部室でひたすら楽しそうにだべっている感じです。全然イケてるわけじゃなくて、好きなことをテンション高く語ったり、しょーもないネタをこすりまくったり、小学生のような下ネタでゲラゲラ笑うようなそんなノリです。要は深夜ラジオが好きな人なら間違いなく好きな要素が詰まった番組になっています。

HIPHOPへの愛とDJ松永の特異な人間性による番組のフレッシュさ

それだけなら別に芸人のラジオを聞いてればいいのですが、芸人のラジオにはないフレッシュさがあるように思います。

以前オードリーのANNに出ていた際に、若林さんが語っていたのが腑に落ちる。

だから松永さんみたいにさ、「ちゃんちゃらおかしい」なんて、フレッシュなんだよ。やっぱり(笑)。だからラジオをやってほしいの。俺は。

出典: miyearnzzlabo.com

「今の時代、深夜ラジオの王様は芸人であり、テレビの世界も芸人が席巻している。そしてその芸人のルールみたいなものを忖度してラジオも放送されたりしていることが多い。その中にあって、そういう空気とかを一切読まずにある種リスナーをヒヤヒヤさせながらもぶっこんでいく、そのスタイルがフレッシュだ」と若林さんは指摘していました。

まさにそのとおりで、DJ松永のたまに意味不明になるくらいイキって思ったことを過剰にデフォルメして言ってしまうやつは昨今ラジオでいなかったかもしれない。一回聞けばわかると思いますが、身近にいたら普通にやべえやつです。

ラベルだけ見るとラッパーのR-指定がいろいろと切っていくように見えますが、このラジオでのボケというかヤバいやつは間違いなく「DJ松永」です。R-指定は的確にツッコミを入れつつ、なんやかんやで松永を泳がせて楽しんでいます。

このDJ松永の特異さに加えて、やはり二人のHIPHOP愛が番組のアクセントになっていると思います。

本当に好きなことを話しているときって、理屈じゃなくこちらも楽しくなったり興味を持ったりすることってありますよね。私は宇多丸さんのラジオでそれを知ったのですが、このラジオにおいてのHIPHOPもまさにそれ。

深夜ラジオのリスナーと、深夜にクラブで遊ぶ層は真逆ですよね。HIPHOPへの理解も当然深夜ラジオのリスナーなんてめちゃ低いわけです。そこの偏見をネタにしつつ、とはいえ、少しでもHIPHOPを好きになってほしいという二人の気持ちが伝わる語り口になっていて、深夜ラジオのノリの中に含まれるそのエッセンスが番組のフレッシュさになっています。

番組としてのベースの力もしっかりしている

当然だが、二人のフリートークも面白いです。
それに加えて、構成作家が適度に二人やHIPHOPを馬鹿にした視線で番組を構成していて、HIPHOPオタク以外の視線がベースにあるのも聞いていてほどよいなぁと感じます。

ただ、深夜ラジオのノリには番組全体で全力で突っ込んでいくので、コーナーやネタメール、常時のメールも深夜ラジオの有名リスナーもガンガン送ってきて盛り上がるわけです。

秀逸なのは、番組数回目にして、この展開のときはこういうメール来て松永をDISるとか、R−指定のラップ愛を馬鹿にするとかのフォーマットが出来ていたことかなと。
これは優秀なパーソナリティとリスナーとスタッフがいてこその深夜ラジオならではの楽しさなので、数回でいくつかのパターンが出来ていて「内輪」感が醸し出されてて、これはかなりハネるラジオになるんじゃないか…?と勝手に思っています。

3時代では一番面白いラジオだと思うので、期待して聞き続けていきます。

まとめ

1つの番組が面白いってことを長々語ってしまいました。

1週間のうちに新しい楽しみが出来たってことはホントに嬉しいことなんでつい熱が入っちゃいました。

メジャーデビューもしてツアーもガンガンやっているCreepyNutsなので、ラジオだけでなく本業でもどんどん売れていってほしいと思います。私も彼らのアルバムとか番組きっかけで買ってしまいました。

個人的にはほぼ同世代ってのも大きくて大体通ってきたカルチャーが同じなんですよね。今までの深夜ラジオだと10個以上年上の芸人さんがデフォだったのでそういう意味でもフレッシュです。

ということで、もしラジオリスナーで、聞いたことがない人がいたら聞いてみてください。

以上、CreepyNutsのオールナイトニッポンは、深夜ラジオの魅力を存分に抑えつつ、HIPHOPと松永というフレッシュさがある番組であるでした。