2018-06-01

【書評】「お金持ちの教科書」はおカネの理論が載った自己啓発本である。貧乏人で終わりたくないなら読もう!

「お金持ちの教科書」と「大金持ちの教科書」は自己啓発本である

こんにちは、じゅんです。

ここ2,3年ほどマネー関係の本を定期的に読み漁っております。今日は「お金持ちの教科書」という本を紹介します。

著者が150人以上のお金持ちに触れていく中でわかったお金持ちの共通法則を明かすという内容です。
正直これ系の本は、割とふわっとした自己啓発本に落ち着きがちです。なぜ金持ちの財布は長財布なのか的なノリで、お金持ちの外面を見て帰納法的に理屈をつけていく本が多いです。

先に結論をかくと、この2冊も自己啓発本です。ですが、他の本と一線を隠すのは、最初の3章からなるお金持ちの定義や構造の解説にあります。

「金融投資(運用メイン)だけで、お金持ちになった人は少ない」
とか、
「不動産持ちで資産はあるけど実際には質素な生活をしないと行けないタイプのお金持ち」
とか。

考えてみればそうだよなということが、啓発的にバンバン登場します。具体的な金額までバンバン出てくるのでイメージも付きやすいと思います。

マネー系の本を読んだことのある人にとっては既知の内容が多いかもしれませんが、それでも多種多様な切り口から一般大衆から見たお金持ちへのイメージをザクザク切っていくので1つは、自分自身が知らなかったことに出会えるのではないでしょうか。

お金持ちのなり方に共通解はないが、習慣は似ている

この本の個人的な白眉は、お金持ちについて具体的な金額を交えてイメージさせていく部分ですが、もちろんその後のお金持ちはどういう人達かというセクションも興味深いです。

まず、そもそもとして「お金持ちへのなり方の明確な方法というのはありません」という前提があります。この本のタイトルの教科書というのは、いかにもハウツーを教えてくれるようですが、そんなことはありません。

お金持ちのお金持ちになった方法というのは千差万別で、市場やその人の個性やビジネスのタイミング、そして運も大きく影響します。なので、明確な共通解なんてないし、あったらみんなお金持ちになれています。

ですが、お金持ちには共通する行動習慣や思考傾向があります。その部分を自分自身にインストールして行動に移していくことが、唯一のお金持ちになる方法ですよ。

というのが、ざっくりいうと本書の後半の概論かなと思います。

内容としては、スタンダードなことが書いてあるので、もしこれ系の本を読んだことがない方であれば、1冊目にはいい本だと思います。また、お金持ちになれない人のバッドケースもガンガン取り上げられていますし、小金持ちになるための最初の行動指針が出ている点も親切です。

網羅性や啓発性が非常に高い書籍でした。

大金持ちの教科書は未来予測が多め

お金持ちの概論が多い1作目に比べて、2作目は、現在起きている社会的な変化や未来予測が多めの内容になっています。

マクロのトレンドを抑えて、タイミングよく市場で勝負するのが、事業家としておすすめという概論は全くそのとおりです。また、社会の変化の中でもIT関連の内容はよくまとまっており、なかなかIT領域に疎い人にとっては導入としていいのではないでしょうか。

また、この著者の性質として具体的な金額やバイネーム、事例が豊富なので納得も得られやすいのではないでしょうか。

ちなみに、IT業界に直近3年以上いる人は特に新しい情報はないかと思いますし、お金系の資産形成だけで言えば1作目のほうが全体としてよくまとまっています。

まずは1作目を読んでみて、合うと思ったら2作目に進むのがおすすめです。

自己啓発本はドーピング

自己啓発本について、少し自分の考えを書いてみます。

自己啓発本を馬鹿にする人って結構多いです。実際に自己啓発セミナーとかは超高額ですし、その後変化する人って少ないです。それを揶揄して結局自己啓発しても変わらない、意識高い系の人というラベルが貼られがちです。

また、確かにそういう人を騙すような詐欺商材も結構あります。個人的にはセミナー系とかで一切ハウツーが出てこない類のものはあんまりおすすめできません。

ですが、自己啓発本とかって読んだあとしばらくはモチベがめちゃめちゃ上がるのもまた事実かなと思っています。

私は、自己啓発本をある種のドーピングとして、自分のテンションが下がってきたら読むというような使い方をしています。

そもそものベースラインとして絶対に副業でビジネスオーナーになるぞという気持ちを持ちつつ、とはいえ日々の生活で疲れたときとか意志力が低下しているときにこういった自己啓発本を読みます。
王道の自己啓発本は、とにかく行動しないと人は変われないというのが死ぬほど出てきます。それをガソリンにしてまた奮起して頑張るわけです。一回行動始めるとテンション関係なく作業的な興奮に入れるので続きます。

ということで、私の自己啓発本の使い方でした。

まとめ

本書の筆者は、金融系のバックグラウンドを経て、ITコンサルやりつつ、自分でもマネー系のサイトを運営されているそうです。

実際に大金持ちまでいかないものの、小金持ちにはなったそうで、私としても目標とする1つのマイルストンになりそうな方だなと思います。

今は、この本のおかげでだいぶドーピング効いている状態なので、一気にいろいろと進めていきます!

以上、【書評】「お金持ちの教科書」はおカネの理論が載った自己啓発本である。貧乏人で終わりたくないなら読もう!でした。