2018-10-18

【書評】転職の思考法は、キャリアに悩むすべての20代/30代が読むべき必読書だ!最高の指針書!【感想】

転職未経験の20代/30代は絶対読んだほうがいい

こんにちは、じゅんです。

今日は、「転職の思考法」という本を紹介します。
結論を先にお伝えすると、転職未経験の20代/30代は読んで得する本だと思います!

私自身、20代後半に入ってはじめての転職を経験したのですが、その際にこの本に出会っていたらどれだけ安心感を持って行動できていたかと思います。

ざっくり言えば、「転職市場という中で、自分自身をどう客観視するのか」、「客観視した上で、どうポジショニングを取ればいいのか」ということの全体像が見えてきます。

大きな枠組みレベルで妥当な解を提示してほしいという人って多いと思うんですよね。1つ1つのステップ細かい部分まではいらないけど、ざっくりでいいから間違いのない方法の全体像を教えてほしい!って。

そんなニーズに本書はバッチリ答えていると思います。
さわりだけですが、本記事でも紹介したいと思います。

市場価値の決まり方

この本のコア、市場価値の決まり方を簡単に説明します。

市場価値=技術資産 x 人的資産 x 業界の生産性

出典: www.amazon.co.jp

市場価値は上記のように因数分解できるというのが本書の主張。

技術資産というのは、他の会社でも通用する技術的な蓄積。
職種に紐づく「専門性」(例:エンジニアリング、法人営業)と、紐付かない「経験」(例:マネジメント)があります。
人的資産というのは、自分のために動いてくれる人がどれくらいいるかということ。
業界の生産性は、産業全体のトレンドだったり、一人当たりの利益額のことです。ここが少ないとどんなすごい人でも給与はすくなくなっちゃいます。

結局この3つをどう捉えてキャリアを作っていくかが超絶大切だよという本です。
さらに「具体的に20代30代なら、どう動いていったらいいのか」とか、「結局一番市場価値に影響するのは業界の生産性だ」とかいう話がどんどん展開されていきます。

参考になる話が多いですが、私自身が就活のときに教えてもらった「成長したいなら業界全体が伸びてる方にいけ!」というアドバイスは的確だったんだなぁと改めて思いました。

見出しから抜粋ですが、その他にもこんなことが書いてあります。

  • 市場価値の高め方
  • 転職先となる会社の見極め方
  • これから伸びるマーケットの見つける2つの方法
  • 新卒で入るべき会社と、中途で入るべき会社の違い
  • いい転職エージェント5箇条

ぱっと見て有用そうですよねw
どれもクリアに回答してくれているので、気になる項目があった人は是非手にとって見てください。

やりたいこと幻想

さらに本書は最後に、「やりたいことを仕事にする」ということについて意見を述べています。

聞いたことがある人もいるかもしれませんが、世の中には「being型」の人と「to do型」の人がいるという話です。

  • being型の人・・・どんな人、どんな状態でありたいかに重きを置く人
  • to do型の人・・・何をするか、成し遂げるかに重きを置く人

よく言われるやりたいことというのは、to do型の人間の発想になりますね。
ところが、世の中の99%の人間は being型であり、特別やりたいことがないのが普通なんだと本書は言います。無理すんなと。

かくいう私自身もbeing型の人間だなと20代後半になって受け入れることができるようになったので、これは腹落ちしました。やっぱりベンチャー企業の社長とかはto do型の人間が多いし、ソッチのほうがかっこよく見えるんですよね。

人生をかけてやりたいことなんてないことをコンプレックスに思っていたこともありましたが、今では、自分はどんな状態でありたいかということに重きがあるなぁと理解できたので、生きやすく幸せになったなと思います。

本書はそこから更に一歩すすめて、being型の人間が、好きなことを見つける方法も提示しれくれており参考になります。

まとめ

  • 市場価値の因数分解からくる転職市場の大枠
  • 具体的な転職に移る際の注意点・TIPS
  • やりたいことの見つけ方

という3つがわかる大変有用な本でした。個人的には大枠とやりたいことの見つけ方が刺さりました。

直近で転職を考えている人には、転職の注意点の部分は絶対に知っておいたほうがいいことなので自信を持っておすすめします。というかエージェントがどういうビジネスモデルかとかは知らないと損しますので、もし知らないなら絶対読んだほうがいいです。

巻末に本書のエッセンスがまとまったノートがあるので、立ち読みで検討したい人はそこをバーっと眺めるだけでもかなり価値を感じる内容だと思います。

10万部を超えたヒットとなっているのも納得の本書、ぜひ手にとって見てください!